
従来の工法との比較

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●筋かいの弱点
左方向からの圧力に対しては柱と横架材の軸組で突っ張るので効果がありますが、逆に右方向からの力に対しては筋かい端部が柱から離れてしまい効果が少なくなります。 |
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面の力で建物を支える為、点で支える筋かいよりも強度が強い。柱、梁等の構造材に組み込む(箱の中に箱を入れる)工法の為、構造材の外側に張り釘で支える一般的なパネル工法より強度が強い。 |

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●構造用合板の弱点
構造用合板やバーティクルボードを釘留めする方法で、左右・上下にも強い力を発揮します。しかし、構造用合板1枚と釘の耐力であるため、力が前面に加わり分散できず地震などの揺れで波打ち、釘が抜け落ち、構造用合板が剥落する可能性があります。 |
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従来の筋かいと違い、線ではなく面で耐力壁を構成しますので優れた耐震性を誇ります。
LVパネルを軸組みの構造材の中に組み込むことによって、構造用合板を単に軸組みの
構造材の上から釘で留める工法とは比較にならないほど大きな強度がうまれます。
升の中に升を入れたような「入れ子」と同じような構図になり、従来の木造住宅では考えられないような、
耐震性を確保できるパネル構造となります。
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LVパネルで施工すると壁全体が耐力壁構造となり、木造軸組みの弱点を克服します。 |
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工場プレカット

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事前に工場で作成してくる為、壁が出来るまでの期間が短く、 設計時の強度を正確に実現。
また、工場生産により、現場に端材などのゴミの量が少ない。

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高性能パネル
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屋根部分等の特殊形状にも対応する為、機密性が高く、
パネルにスタイロフォーム断熱材を組み込んでいる為、
高い断熱性能を実現。 |
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優れた断熱性能、耐水性
完全に独立した微細な気泡で構成されているため、
熱移動の3要素(伝導・対流・放射)をいずれも小さく
抑えることができ、優れた断熱性を発揮。
水をよせつけず、水蒸気透過も小さく断熱性能は
ほとんど変わりません。 |

施工後20年経過した冷蔵倉庫と採取したスタイロフォーム。
性能の劣化はほとんどありませんでした。 |
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加工が簡単、リサイクルも可能
適度な硬さをもっており、加工・施工がしやすく、
経済的な省力化工法ができます。
スタイロフォームの原料のポリスチレン樹脂は、
熱によって可逆的に流動・変形・固化する特性(熱可塑性)があり、この特性を活かし指定産業廃棄物処理運用基準に基づきリサイクル可能な端材を再資源化し、再び製品の原料として再利用し、資源の有効活用を図っています。
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制震パネル
■試験風景「動的せん断試験」
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■試験結果
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構造用パネル内に制震機能を組み込む事で耐震と制震のバランスの取れた住宅に。
「我が家が避難場所」という安心。

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